對歌詞的說明:
1.本作標題甚為難解,「Id」本身就有意義,而且「イド」也是「井戶」的諧音。根據Revo的說法,須等7th Story CD推出後才能理解標題的真意;此譯名為暫譯。
2.所有對話台詞及歌中的德語台詞不保證全對。另,因德語的變音文字在某些地方有顯示問題,因此所有變音文字一律寫作標準文字。
3.帶下劃線的詞句,實際須念成下劃線後( )中的詞句。
歌中的念白,用黑字表示。
歌中的唱詞,用深藍色表示。
歌中的大段對話,用斜體字表示。歡迎轉載,但轉載須保留本段
玖羽 2010.06.14
イドへ至る森へ至るイド
到達Id、到達森林的Id
1.
光と闇の童話
——そして歴史だけが残った……。(Und nur die Risse ist uebriggeblieben…)
「待てよ」
「遅いよ!兄さん!」
「ねーねーおにぃーちゃー…痛…うぇぇぇん」
「あぁ、ごめんよ~、痛かったなー」
「おい!井戸の中に何か落ちてる!」
「お前なぁ~」
「うわっ」
【光と闇の童話】(Das Maerchen des Lichtes und Dunkles)
「そこ…足元に気をつけて」
「うん」
「大丈夫?怖くないかい?」
「えぇ、それより私今とてもドキドキしているわ。だって森が、世界がこんなに広いんですもの!」
「じゃあ、今日はとっておきの場所を教えてあげるね。行こう!」
「うん!」
3 2 1(Drei Zwei Eins)
見上げれば丸い夜空 揺らめく蒼い月夜
神の名を呪いながら 奈落の底で唄う……
盲いた闇で彼が 光だと思っていたのは 誤りで
その温もりの名は 愛だと 後に知った
初めての友達は 碧い瞳の可愛い女の子(Maedchen) お別れさ
その切なさの名が 恋だと 遂に知らず
花に水を遣るように 儘 罪には罰が要る 嗚呼
やがて《迎宵》(Guten Abend) 疾しる《第七の物語》(Sieben Maerchen)
摂理(かみ)に背を向けて——
3 2 1(Drei Zwei Eins)
見下ろせば昏い大地 揺らめく紅い焔尾(ほのお)
母の瞳に抱かれながら 奈落の底へ堕ちる……
「寂れた村…まるで墓場だ…うふふ…」
「Elise…童話は何刻だって、墓場から始まるものさ…」
<何故 コノ村ニハ 今 誰モイナイノ?) (——其れは 昔 皆 死んじゃったからさ>
<ジャ…何故 昔 村人 皆 死ンジャッタノ?) (——其れは 黒き 死の 病 のせいさ>
<ジャ…何故 ソノ森ノ 村に 母子ハイタノ?) (——其れは 或の【イド】が 呼んだからさ>
<ジャ…何故 【イド】ハ 何ノ為ニ 人ヲ呼ブノ?) (——其れこそが 奴の本能だからさ>
嗚呼 必死に 墓穴 掘っても 墓穴 キリがない 墓穴
(墓穴 掘っても掘っても掘っても必死に掘ってもキリがない) 「悲惨な時代さ」
嗚呼 土地 死骸 土地 死骸 土地 死骸
(嗚呼 死骸と土塊 死骸と土塊 死骸と土との) 多層菓子(Mille Feuille) 「無惨な事態さ」
↗《生キル事》
生命の目的は
↘《増エル事》
\殺せ/\侵せ/【イド】は唄う
「増えすぎかも。結局宿主を殺してしまうのよね、うふふ…」
「人と大地の関係と同じさ。さぁ、物語を続けようか…」
【仄昏く宵闇の[森]】(Der Wald, Der abend grau)
「おいハンス!本当にこっちでいいのか?」
「さあな。俺だって知るかよ」
「ったくよー、気味の悪い森だぜ」
「トゥー!あのガキ、噂のThueringenの魔女のガキじゃねぇか」
「ひょー、こいつぁついてるぜ!!」
「なぁ!」
夜露に濡れた 苔藻を踏み鳴らす 少年の
その足取は 哀しい程に軽く 少年を
呼び止めた声は 下卑た響きで されど彼はまだ知らない
嗚呼 世界の作為など 世間の悪意など 何ひとつ触れぬまま育ったから
「もし坊ちゃん?」
「あっ」
「我々は賢女殿に用事があってやって来たのですが」
「坊ちゃんにご一緒させてもらってもよろしいでしょうか?」
「もちろんかまいませんが。それでは僕が母のもとへご案内いたしましょう」
友達を抱いたまま → 招かざる客を連れ → 優しい母の元へと → そして…
見渡せば——
「母さん、ただいま戻りました」
「おかえりなさ…!?その男は何も…」
「坊ちゃん、御苦労…さんっ!!」
「うわぁああああ!」
「Maerz!」
「フッヒヒ ほれお友達だ、ぞっと!」
「Therese von Ludowing 堕ちても方伯(Landgraf)の血です!
その醜い頭、二度と胴体の上に君臨出来ぬ物と思え!」
「マジかよ」
「待て、待て、待て、待て」
「喚くな!!」
「安心なさい——あっ!?」
「手間掛けさせんじゃねぇよ!」
鳥に羽が有るように 儘 夜には唄が在る 嗚呼
いずれ《迎暁》(Guten Morgen) 染まる《薔薇の庭園》(Rosengarten)
摂理(かみ)を背に受けて
「キミが今笑っている、眩いその時代に
誰も恨まず、死せることを憾まず、必ず其処で逢おう」
~「光と闇の童話(Maerchen)」
「第七の墓場 さぁ、復讐劇の始まりだ…」
--
1.
光與暗的童話
——而後留下的唯有歷史……。(Und nur die Risse ist uebriggeblieben…)
「等等我…」
「你好慢呀,哥哥!」
「喂喂,哥哥…疼~嗚嗚…」
「啊,對不起,很疼吧~」
「看,什麼東西掉到井裡了!」
「我說你呀…」
「哇!」
【光與暗的童話】(Das Maerchen des Lichtes und Dunkles)
「這裡,注意腳下」
「嗯」
「沒關係嗎?你不怕嗎?」
「不怕,我現在反而正在心跳不止呢。因為這森林…這世界原來是這樣廣闊的呀!」
「那,我今天帶你去個好地方吧。走吧!」
「好!」
3 2 1(Drei Zwei Eins)
頭頂是圓形的夜空 模糊的蒼藍月夜
詛咒著神的名字 在深淵的盡頭歌唱……
在盲目的黑暗中 他誤以為那就是光
直到後來他才知道 那溫暖 名叫愛
他與第一個朋友 那碧眼的可愛女孩(Maedchen) 告別
直到這時他也不知 那心痛 名叫情
正是像鮮花需要澆灌 可歎那罪孽必遭懲罰
待到了「夜晚降臨」(Guten Abend) 就奔向「第七個故事」(Sieben Maerchen)
——背對著定理(神)
3 2 1(Drei Zwei Eins)
黑暗的大地 在腳下浮現 地上搖蕩著 緋紅的火焰
媽媽的雙眼 正注視著我 注視我墜向 深淵的盡頭
「看這荒涼的村莊…簡直就像墓地一樣…哈哈…」
「Elise…童話無論何時,都是從墓地開始的呀…」
<為什麼這個村子裡沒有人呢?)(——因為大家以前就死掉了唄>
<那為什麼大家以前死掉了呢?)(——因為得了黑色的死的病唄>
<那為什麼這村子裡有母子呢?)(——因為是被【Id】叫來的唄>
<那為什麼【Id】要叫人來呢?)(——因為那樣就是他的本能唄>
啊 拚命地 將墓穴 挖掘 可墓穴 之下復是 墓穴
(墓穴 挖呀 挖呀 挖呀 拚命地挖 也挖不到頭) 「悲慘的時代啊」
啊 土地 屍體 土地 屍體 土地 屍體
(啊 屍體和土塊 屍體和土塊 屍體和土的) 千層糕(Mille Feuille) 「殘酷的事態啊」
↗「生存下去」
生命的目的是
↘「繁衍下去」
\殺呀/\侵犯呀/【Id】在唱著
「繁殖得太多了吧?最後連宿主也被殺死了呢…哈哈…」
「這跟人與大地的關係是一樣的。來,繼續這故事吧…」
【幽暗的夜晚的〔森林〕】(Der Wald, Der abend grau)
「我說Hance呀,真的是在這兒嗎?」
「我也想知道呀。」
「這森林真叫人討厭呀…」
「看!那小鬼,不就是傳聞中的Thueringen的魔女的孩子嗎?」
「哦哦!我們運氣真好!」
「好啊!」
腳踩著 沾滿夜露的苔蘚 少年的
腳步 是令人悲哀地輕盈 將少年
叫住的 是下流的聲音 而他還一無所知
啊 他在成長的過程中 對世界的行為和 世間的惡意都一無所知
「喂,小弟?」
「啊…」
「我們來這裡,有事要找賢女大人…」
「能跟小弟你一起過去嗎?」
「當然啦。我帶你們到媽媽那裡去吧。」
他抱著朋友 → 把不請自來的客人帶來 → 帶到溫柔的媽媽那裡 → 而後…
放眼望去——
「媽媽,我回來了…」
「你回來啦…!?這些人是誰…」
「小弟,辛苦你…啦!」
「哇啊啊啊啊!」
「Maerz!」
「嘿嘿嘿,這是你朋友,一起去吧!」
「我Therese von Ludowing,即使墮落了,也是方伯(Landgraf)的血脈!
你們那醜陋的腦袋,別想再在身子上待著!」
「真的假的呀!」
「等等,等等,等等!」
「不要叫!」
「放心吧…啊!?」
「別讓我們…費事呀!」
正是像鳥兒擁有翅膀 可歎那長夜孤吟悲歌
待到了「拂曉降臨」(Guten Morgen) 就染作「玫瑰色庭園」(Rosengarten)
——背負著定理(神)
「在那光輝奪目的時代中,你現在歡笑著,
不對任何人抱有憎恨,也不因死亡而遺憾,我們一定會在那裡相逢吧」
~「光與暗的童話(Maerchen)」
「第七座墓地——來吧,復仇劇開幕了…」
--
2.
この狭い鳥籠の中で
四角く切り取られた空 幼き日の私の世界
窓辺に降り立った君は 月光のように 優しく笑った……
Maerz von Ludowing ←→ Elisabeth von Wettin
運命は結ばれることのない二人を、
無慈悲なその手で引き合わせてしまった……。
冷たい土の下に 埋められたはずの
歴史の闇の中に 葬られたはずの
陰の存在
友達が欲しかったけど それがどんな物か 知らなかったよ……
無明の刻の果てに 暴かれるままの
「もっと急ぎなさい!」
「御意!…ぐっ」
葦毛の馬の背なに 摇らされるままの
「もっと急ぎなさい!」
「御意!しっかりとおつかまり下さい!」
弱き存在
鳥籠の中にいる事 それがどんな事か 知らなかったよ
君に遇うまでは 寂しさの色も 愛しさの意味も 知らなかったよ…
君は——
嗚呼 私だけの翼(Fittich) 外に広がる世界を
嗚呼 優しい君の瞳(Seher) 教えてくれた
鬱蒼と生い茂る夜の森 足下に綺麗な花を 頭上に星屑散りばめて
二人は笑った……
「ほら見て」
「わぁ、なに~?」
「綺麗なお花。」
「わぁ、本当」
「つけてあげるよ。」
「本当?可愛くしてね。」
「似合うよ。」
「本当、嬉しい!」
「じゃぁ今度はあっちへ行こう!」
「うん!」
どんな幸福な出逢いにも 別離の日がある
そして それは突然訪れる 斜陽の接吻
「Maerz、この森にも長居し過ぎました。もうそろそろ…」
「母上」
「何かしら?」
「最後に、せめて友達にお別れが言いたいのですが」
「わかりました、あの子なら特別に許しましょう。さあ、行っておいでなさい」
「はい、行って参ります!」
「闇を背負うのは私で終わり。あなたは光の中へおゆきなさい…」
「せめて私の代わりに、この娘(こ)を一緒に連れていってね」
「Maerz、絶対、絶対迎えできてね?」
「あぁ、約束さ……」
「森の賢女が魔女として火刑台に送られ、後に私は彼の死を知る…」
無情に流れる時がもたらしたものは
嗚呼 君の居ない灰色の季節と 唯 望みもしない婚礼
現在(いま) 水面に揺れる面影 すり抜ける過去の幻燈(ひかり)
衝動(Id)は枯れるまで 情欲(Id)を湛えるけど
自我(Ego)は知っている 《彼以外もう愛せない》と
狭い鳥籠の中 翼を亡くした この世界で
地に墜ちるその刻まで 月光のように 羽ばたいてみせよう……
「弱き者、拒絶され、世界から虐げられた者同士が、
傷を舐め合っただけの幼い恋だと、キミは笑うだろうか?」
やがて疾りだす → 夜の復讐劇 → 【第七の地平線】 → 物語は続く……
「さぁ、お父上はお待ちです…」
—
2.
在這狹小的鳥籠之中
被切成四方一塊的天空 就是我童年時代的世界
從窗邊跳入屋內的你 像月光一樣 溫和地笑了……
Maerz von Ludowing ←→ Elisabeth von Wettin
命運冷酷地將無緣共度此生的
兩人的手牽到了一起……。
那本應被埋在 冰冷泥土之下的
那本應被葬在 歷史陰影之中的
幽暗存在
儘管渴望有個朋友 可我連朋友是什麼都不清楚……
在迷茫時間的盡頭 只是暴露無助的
「再快點!」「遵命!…駕!」
在五花馬兒的背上 只是隨波逐流的
「再快一點!」「遵命!請抓好了!」
弱小存在
在鳥籠之中 這究竟是怎樣的處境 我並不知道
在遇到你之前 無論寂寞的顏色 還是愛的意義 我都完全未曾知曉…
你是——
啊 只屬於我的翅膀(Fittich) 將我帶向外面的廣闊天地
啊 你那溫和的眼睛(Seher) 就告訴了我這一切的事情
在鬱鬱蔥蔥的夜下森林 腳邊盛開著美麗的花朵 頭頂灑下星塵無數
我們笑著……
「看呀。」
「哇,什麼?」
「好漂亮的花呀。」
「呀,真的。」
「讓我給你戴上吧。」
「真的?會很可愛吧。」
「很適合你呀。」
「我太高興了!」
「那接下來咱們就去那邊吧!」
「好!」
不管有怎樣幸福的相會 別離的時刻也終會來到
而他們之間 突然發生的是 夕陽下的接吻
「Maerz,我們在這森林裡待得太久了。差不多該…」
「媽媽。」
「有什麼事嗎?」
「我還想和朋友最後道一次別。」
「我知道了。是她的話,就特別允許你吧。走吧。」
「好,那我走了。」
「背負著黑暗的,有我就足夠了。你在光明中前進就好…」
「至少把這孩子一起帶走吧……為了代替我」
「Maerz,一定,一定要來接我哦?」
「嗯,咱們約好了……」
「森林中的賢女被當作魔女送上了火刑台,其後我得知了他的死訊…」
無情流逝的時光帶給我的只有…
啊 只有你不在的灰色日子 以及 我不希望的婚禮
現在 搖曳在水面的容貌 只是遠去的昔日的幻象(光芒)
儘管我在衝動(Id)的驅使下 情慾(Id)滿溢幾近油盡燈枯
但自我(Ego)卻知道得清楚 我「除他以外再不會愛別人」
在狹小的鳥籠之中 在失去了翅膀的 這個世界裡
直到摔落在地為止 像月光一樣 我試著展翅飛翔……
「面對這對弱者——這對同是遭到拒絕、同是被世界虐待的人,
面對他們互相舔舐傷口的幼稚的戀愛,你會嘲笑嗎?」
終究會迅疾開演 → 夜晚的復仇劇 → 【第七道地平線】 → 故事還在繼續……
「來吧,父親正在等您呢…」
--
3.
彼女が魔女になった理由
「何故です。何故この子を公伯家の世継ぎとして認めてくださらないのです…!」
「その話なら終わったはずだ」
「妾腹だから…いえ、この子の体が不自由だから?」
「くどいぞ、Anneliese」
「嗚呼…ごめんなさい。罪深き母…。あなたをそんな風に産んだこの母が悪いのです…」
「くどいと言っている!!」
「ああ…あああ…」
「Anneliese…あなたの気持ちは痛い程わかる。それでも私は、あなたを赦さない…」
坊や(Maerz) 光を知らないアナタは
視力という その概念自体 解らなかった
坊や(Maerz) 背中に抱きつきアナタは
「おかあさん(Mutti)、ひかり、あったかいね」と 無邪気に笑った
嗚呼 ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
アナタを産んだのは 私です 私です 罪深い《私》です
「寒くない?Maerz」
「うん……」
母にして姉であり、断罪者にして贖罪者であった。
Therese von Ludowingの知られざる物語……。
森に移り住み 贖罪の日々を
薬草集めて 煎じてみたり
神に祈っても 届きはしないし
罪を抱きしめて 祈れやしない
せめてあの子の為に 出来得る限りの全てを
遺りもしないで 唯 嘆いて等いられないわ
——傷を癒し、病を治し、
時には冬に傾きかけた赤子をも取り上げた、森に住む賢い女の噂は、
何刻しか千里を駆け廻り、皮肉な運命を導く事となる……。
その夜 駆け込んで来たのは お忍びの侯妃で
月の無い闇の中を 希望の灯りを信じ
髪を振り乱す 母を奔らせたのは 訳ありの侯女で
抱きしめた腕の中で もう息をしていなかった
「この子はまだ死んでなどおりません!私には、私にはわかるのです。
何故なら前日まであんなに元気だったですもの…。私は認めませんわ!
将来は必ずや美人になるはずの子です。私の娘ですもの。
帝国中の殿方が放っておきませんわ。困りましたわ。ふふ。
いえ、もうそんなことどうでもよいのです。生きなさい、生きなさい!」
その幼子を託して 妃は泣き崩れた……
「Sophie様、お気を強くお持ちください!賢女殿を信じましょう…」
救われる命があれば、奪われる命がある。
それを因果応報と切り捨てても良いのだろうか……。
hoerst Du Mich, du stehent?
dann kann mir du glauben…grab mich aus…!
とても不思議な出来事によって 息子は光を手に入れたけど
それが果たして幸福なことだったのか 今となっては善く判らない……
「魔女を殺せ!魔女を殺せ!……」
「Thueringenの魔女だって、怖いね。いい子にしてないと——魔女に食べられちゃうぞ!」
「ひいっ!」
一度は冬に抱かれた 愛しい可愛い私の坊や
生きて春の陽射しの中で 笑って欲しいと願った母の
「主を重んじれば恩情を!異端にはどうもって報いねばならぬのか!さぁ、諸君!魔女をもって鉄槌を!」
「鉄槌を!」
想いも今や 唯 虚しく 束の間の陽光(ひかり)さえ
戯れに 奪われてしまった
観よ 嗚呼 この喜劇を ならば私は 世界を呪う本物の《魔女》に……
——そして、【第七の喜劇】は繰り返され続けるだろう……(Und die Siebte Komoedie wird sich wiederholen…)
—
3.
她成為魔女的理由
「為什麼,為什麼這孩子不能繼承爵位呢…!」
「關於這件事的討論應該已經結束了。」
「因為是庶出的…不,因為這孩子的身體有殘疾嗎?」
「你太煩了,Anneliese!」
「啊…對不起,因為媽媽的罪孽…,都是把你生成這個樣子的媽媽不好…」
「我說你好煩啊!」
「啊啊…啊啊啊…」
「Anneliese…儘管我痛切地理解你的心情,可我依然不能饒恕你…」
孩子(Maerz) 不知光為何物的你
連視力到底是什麼 也無從知曉
孩子(Maerz) 抱在了我背後的你
「媽媽(Mutti),光好暖和哦」——這樣天真地笑道
啊 原諒我 原諒我 原諒我
生下你的人 是我 是我 是罪孽深重的「我」
「冷嗎?Maerz」
「嗯……」
既是母親也是姐姐,既是判罪者也是贖罪者。
這是Therese von Ludowing的不為人知的故事……。
在我搬到森林贖罪的日子裡
會採集藥草 試著煎一些藥
就算向神祈禱 也傳達不到
而以帶罪之身 也無權祈禱
我還有孩子 為了他 我會竭盡我的全部所能
就算無法留下什麼 至少 也不要再一味悲歎
——治癒傷痛、治療疾病,
當時間傾斜到冬季,帶著孩子住在森林裡的女賢者的傳言,
不知何時已驅馳過千里,使她被充滿諷刺的命運攫住……。
那一晚 趕來的人是 微服出行的侯妃
她在無月的暗夜中 相信著希望的燈火
這頭髮散亂的母親 連夜奔來的原因是
在她懷中緊抱 已經沒有了呼吸的侯女
「這孩子還沒有死呀!我很清楚呀!
她明明前天還是那麼活潑…我不承認呀!
她長大後一定會成為美人的,因為是我的女兒嘛。
可不能讓全帝國的大人們為所欲為呀。真困擾呀,呵呵…
不,那種事情怎麼都好,請你活下來,活下來!」
侯妃痛哭著 將自己的幼女托付了出去……
「Sophie夫人,請您堅強,相信賢女大人吧…」
如果有生命被拯救,就會有生命被剝奪。
把它當作因果報應、拋棄不要,大約也是可以的吧……。
在那邊的人,能聽到我嗎?(hoerst Du Mich, du stehent?)
相信我,沒事的…快把我挖出來吧!(dann kann mir du glauben…grab mich aus…!)
因為極其不可思議的變故 孩子看到了光明
可那真的是幸福嗎 現在已經無從判斷……
「殺了魔女!殺了魔女!……」
「是Thueringen的魔女哦。她很可怕哦。要是不乖乖的——就會被魔女吃掉嘍!」
「哇呀!」
僅僅經歷了一個冬季 可愛的我的孩子啊
希望你能夠在春天的艷陽下歡笑 媽媽的
「主公對我們有恩在身,難道我們不該懲處異端來報答他嗎!來吧,諸位!對魔女施以鐵錘的制裁!」
「鐵錘的制裁!」
願望如今… 連那想像中的瞬間的陽光
都被像開玩笑一樣奪走了
來看吧 啊 來看這喜劇吧 既然如此 我就要變成 詛咒世界的真正的「魔女」……
——於是,【第七部喜劇】就會繼續往復循環吧……(Und die Siebte Komoedie wird sich wiederholen…)